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SBIビジネス・ソリューションズ、「請求QUICK」「経費BANK」のデジタルインボイスの送受信対応方針を発表

 SBIビジネス・ソリューションズ株式会社は19日、クラウド型請求書発行システム「請求QUICK」とクラウド型経費精算システム「経費BANK」について、デジタルインボイスの送受信を通じた、請求書などの電子文書をネットワーク上でやりとりするための規格「Peppol」への対応について発表した。

 請求QUICKは、Webブラウザーから利用できる月額無料のクラウド型請求書発行システム。請求書をWeb上で作成・承認・発行できるとともに、全国の金融機関と連携することで、入金消し込みの手間を軽減する。さらに、会計ソフトと連携することで、請求書発行にかかる社内の業務フローを明確にし、請求書の発行から消し込み、会計処理までの作業を効率化できる。

 経費BANKは、Webブラウザーから利用できるクラウド型経費精算システム。スマートフォンやタブレット端末などどこからでも申請や承認ができ、取引先への支払い依頼と支払い予定表による支払い管理、経費集計による経費分析、銀行振り込みデータおよび会計仕訳データの作成機能により、経理業務効率化を実現する。

 SBIビジネス・ソリューションズでは、リソースの限られた中小企業においても、インボイス制度などの法改正に対応できるよう、ファーストアカウンティング株式会社「のAccess Point」と連携し、日本版Peppolに準拠した形で請求書(デジタルインボイス)の送受信を可能とすべく、対応を進めていると説明。これにより、請求QUICKでPeppol対応した請求書の発行が可能になることに加え、経費BANK側でPeppolに準拠した請求書の受け取りが可能になるとしている。

 また、請求QUICKでは、インボイス制度に対応した複雑な消費税計算や、発行した請求書の電子保存についても対応する。請求QUICKおよび経費BANKの各対応時期については、明確になった時点で改めて発表するとしている。