ニュース

ウチダスペクトラム、Microsoft 365環境のセキュリティ対策・運用業務を支援するサービス

 ウチダスペクトラム株式会社は4日、Microsoft 365を導入・運用している企業向けに、セキュリティ対策・運用業務を支援するサービス「ID不正利用監視サービス」を発表した。なおサービスの提供にあたっては、常時監視の領域において経験・実績を持つSBテクノロジー株式会社と協業。同社のセキュリティ監視センターから利用企業のMicrosoft 365環境を24時間365日体制で監視するという。

 ID不正利用監視サービスは、Microsoft 365 E5/E5 Security環境に対して統合的な運用支援を提供するマネージドセキュリティサービス。Microsoft 365 E5/E5 Securityのパッケージに含まれるOffice 365、包括的なID主導型セキュリティソリューション「Enterprise Mobility+Security」、Windows Enterpriseなどを通じて提供されるセキュリティ機能群を生かし、単純なセキュリティアラート監視だけではなく、必要な処置までを含めて一括提供するとした。

 具体的には、監視下のログや検出したセキュリティアラートに対して、誤検出の有無や影響度を判断し、考えられる被害とその対策案も含めて利用企業の担当者に案内する。また定期報告会では、その後の具体的な改善策や、改善のための環境構築や構成変更案の提示までを行い、企業のセキュリティレベルの維持・向上を継続的にサポートするという。

 同サービスの契約対象は1000ユーザー以上となり、価格は、1ユーザーあたり月額980円(税別)から。

 なお同サービスは、利用企業のソフトウェアライフサイクルをトータルサポートするサービス「USILIS(ユシリス)」の1メニューとして提供されるとのことで、ウチダスペクトラムでは、ソフトウェアライセンスやサービス使用料の戦略的な調達管理・最適化だけではなく、セキュリティやコンプライアンス対策、コスト削減やシステムの導入から運用管理まで、総合的に支援できるとアピールしている。