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アグレックス、口座振替事務の効率化を支援する「口座振替事務スタンダードサービス」

 株式会社アグレックスは4日、口座振替事務の効率化と低コスト化を実現する「口座振替事務スタンダードサービス」を、2023年2月に提供開始すると発表した。

 「口座振替事務スタンダードサービス」は、従来は人手で作業し、すべて目視確認を行ってきた口座振替事務において、業務プロセスのデジタル化・自動化を可能にするサービス。口座振替依頼書の受付から、入力、記入不備の検知、口座振替依頼書の金融機関への発送と不備の解消、口座情報の納品データの作成までの一連のプロセスを、利用企業に代わって迅速に行うという。

 具体的には、高機能スキャナーや最新AI-OCRを活用してデジタル変換を行う「Digitalization Center」にてデジタル化を行い、アグレックスの実績・ノウハウに基づき構築した最適な口座振替事務プロセスを、業界横断型のITプラットフォーム「Intelligent Platform」上で、標準化した共通プロセスとして提供する。

 これにより、個社ごとにプロセス設計やシステム構築をする必要がなくなり、業務立ち上げから運用までを迅速かつ低コストで実現できるとのことで、従来比で、最大約90%のイニシャルコスト、最大約25%のランニングコストの削減が期待できるという。また、法律改正や業界特有のルール変更などの環境変化にも随時対応するため、利用企業は常に最適なプロセスで業務を行えるとした。

 なお、アグレックスの受託実績から9つの基本プランを整備しており、不備解消レベルや処理件数に応じた複数のプランから、利用企業の状況に合わせて選択可能。さらに、同サービスの提供範囲に付随する、口座振替依頼書の作成や請求データの管理、コールセンターでの対応など、周辺業務を組み合わせた提供も可能とのことだ。