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網屋のログ管理ツール「ALog」、Skyのエンドポイント管理ツール「SKYSEA Client View」とシステム連携

不審な端末の検知から通信遮断までを自動化可能

 株式会社網屋は7月26日、自社のログデータ管理ツール「ALog」が、Sky株式会社の統合エンドポイント管理ツール「SKYSEA Client View」とシステム連携したと発表した。

 ALogは、さまざまなITシステムから出力されたログを、「いつ」「だれが」「なにをしたのか」が一目でわかる形式に翻訳・変換するログデータ管理ツール。収集・変換されたログは、設定次第で定期レポートや異常時のアラート通知などに活用でき、サイバー攻撃や内部不正といったセキュリティ対策の自動化・効率化を支援するという。

 一方のSKYSEA Client Viewは、組織内の膨大な数のクライアントPCやIT機器、ソフトウェア資産を一元管理することで、IT資産の有効活用や情報漏えい対策などを実現するエンドポイント管理ツールである。

 今回の連携では、不審端末からの社内ネットワークに対する不正アクセスの兆候をALogが検知し、SKYSEA Client Viewへアラート通知するとともに、SKYSEA Client Viewでは、その情報をもとに該当端末をネットワークから自動的に遮断するといった、インシデント対策の自動化が可能になる。

 こうして、不正アクセスの検知から該当端末の特定、遮断まで、一連の対処が自動化されるため、素早いインシデント対応を実現するとともに、管理者の運用負荷を軽減できるとのことだ。

不正アクセス情報をSKYSEA Client Viewへ通知
不審な端末を特定、ネットワークから自動で遮断