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網屋、ログ管理製品の新バージョン「ALog V8.3.0」をリリース

ダッシュボードをリニューアル、AI機能を強化

 株式会社網屋は、ファイルサーバーのファイルアクセスログなど、ITインフラ全体のシステムログを統合的に管理できるログデータマネジメントソリューション「ALogシリーズ」について、新バージョン「ALog V8.3.0」をリリースした。

 ALog V8.3.0では、ダッシュボードのフルリニューアルを実施。ユーザーは、ログイン直後にビジュアライズされたさまざまなレポートに触れられるようになった。

 検索ボックスについてもフルリニューアルし、1つの検索ボックスであらゆる検索を可能にした。検索項目を意識せずに、フォーマットの異なるログを横断的に検索できるようになり、該当ワードがハイライト表示されることで、検索結果をより視覚的に捉えられるようになった。

 AIがログ取り込み用のフォーマットを自動生成する機能を新たに搭載。AIがログフォーマットを自動解読し、最適な正規表現を提案することで、簡単にログの取り込みフォーマットを作成できる。

 AIが膨大なログデータからユーザーごとの普段のログパターンを機械的に学習し、いつもと違う行動をインシデントの予兆と捉えて通知する、リスクスコアリング機能についても性能を向上。URL形式のパス情報でもアクセス傾向を学習できるようになり、Microsoft 365のようなクラウドストレージの利用情報でも異常アクセスの検知を可能にした。

 また、アクセスするパス情報から抽出されたキーワードを画像化して表示するワードクラウド機能を新たに追加。ユーザーが普段どのような情報にアクセスしているか視覚化することで、ユーザーのアクセス傾向をイメージで把握できる。