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Datadog、オブザーバビリティデータの収集・管理を支援する「Observability Pipelines」を提供

 米Datadogは現地時間6月16日、企業がデータをより詳細に制御し、オブザーバビリティ(可観測性)を拡張する新製品「Datadog Observability Pipelines」の一般提供を開始したことを発表した。

 Datadog Observability Pipelinesは、インフラストラクチャとアプリケーションに関するすべてのメトリクス、ログ、トレースのフローを統合的に制御・監視でき、あらゆるデータソースをあらゆる用途に向けてシームレスに収集、補強、変換、サニタイジング、ルーティングできる製品。ログ、メトリクス、トレースの収集、変換、ルーティングを柔軟に制御し、オブザーバビリティを手頃な価格で管理、拡張することを目指すIT・セキュリティチームを支援する。

 どこにどれだけの費用がかかっているか、どのツールを活用しているか、誰がどのデータにアクセスできるかを単一のビューで監視でき、より正確なコスト管理、テクノロジー ロックインの低減、コンプライアンスへの対策と標準化が可能。ログ、メトリクス、トレースの形式を標準化し、チーム全体でのオブザーバビリティを向上させられる。

 80以上の統合機能が用意されており、既存のワークフローを損なうことなく、迅速かつ容易にデータを収集し、チームがすでに使用しているあらゆるツールにルーティングできるとしている。