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トラスコ中山、クラウド人事システム「SAP SuccessFactors」を人事制度改革の基盤システムとして採用

 SAPジャパン株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は22日、トラスコ中山株式会社が、人事制度改革の基盤システムとして、SAPの人事クラウド「SAP SuccessFactors」を採用したと発表した。

 機械工具卸売商社のトラスコ中山では、多様な人材の育成に注力しており、例えば、部門を超えたジョブローテーションの実施や、360°評価など、個人の能力を最大限引き出す仕組みや制度を導入してきたという。

 また、こうした長年の取り組みに加えて、時代に伴う価値観の変化や、デジタル化のニーズに対応すべく、人事制度のDXに取り組むことを決断し、人事制度改革を支える基盤システムとしてSAP SuccessFactorsを採用した。

 同社これにより、従業員のモチベーションを含めた人材データの一元化と、データ活用(見せる・分析する)を促進するほか、業務の効率化、経営戦略への貢献、従業員一人ひとりが自律的にキャリアを育成できる環境づくりを目指すとのこと。

 なお日本IBMは、今回のプロジェクトにおいて、社員が希望する職種に必要とされるコンピテンシー・現有コンピテンシー間のギャップの定量化とその共有、ギャップ解消に向けたキャリアプラン設計までの一連のプロセスに関して、業務設計から実装までを一貫して支援したとしている。