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シーアイエス、検索対象を拡大した企業内情報検索サービス「Arrow Search 2.0」

PDFや画像ファイル内の文字も検索対象に

 JBグループの株式会社シーアイエス(以下、CIS)は、企業内の文書データを検索する情報検索クラウドサービス「Arrow Search」において、新版の「同 2.0」を4月7日より提供開始すると発表した。検索対象にMicrosoft SharePoint Onlineを追加したほか、画像ファイル内の文字情報も検索可能になったという。

 Arrow Searchは、AI技術を活用し、指定する複数個所の情報を横断的に検索できるクラウド型の情報検索サービス。使い慣れたWeb検索のように、Webブラウザから自然な話し言葉で検索を行うことができる。また検索結果は、AIが検索条件に関連性が高いものから順番に表示してくれるとのこと。

 今回の新版では、検索対象としてMicrosoft SharePoint OnlineとMicrosoft Teamsを新たに追加した。既存のオンプレミスのファイルサーバーやアプリケーションと、多くの企業で導入が進むクラウド型の情報基盤との横断検索を実現したことで、利用者は文書データがどこに保管されているのかを意識することなく、欲しい情報に迅速にアクセスできるという。

 また検索機能の強化により、PDFや画像ファイル(jpg、tif、bmp、pngなど)内の文字についても、OCRソフトウェアで事前にテキスト情報に変換するといった手間をかけずに検索可能となった。これにより、紙のマニュアル/技術文書をスキャンして電子化したPDFや画像ファイルなども、社内の共有のナレッジとして容易に活用可能になるとしている。

 価格は月額19万円(税別)から。導入時には、初期設定費用(クラウド設定、初回データ登録支援、操作説明)が別途必要となる。