シーアイエス、AIを活用した企業内情報検索クラウドサービスを提供開始

　株式会社シーアイエス（以下、CIS）は23日、企業内情報検索クラウドサービス「Arrow Search」を1月下旬より本格的にスタートすると発表した。

　Arrow Searchは、AI技術とCIAが独自に開発したテンプレートを組み合わせた情報検索システムを、クラウドにより提供するサービス。システムを活用することにより、企業内の膨大な文章から、簡単に素早く入手したい文章を探し出せ、オフィス業務の生産性を向上させる。

　人の話し言葉で質問が入力でき、キーワードが完全一致ではなくても高い精度で検索が可能。保管場所や文書形式を意識することなく横断的に簡単に検索でき、ユーザー自身が検索精度を継続的に向上できるといった特徴を備える。

　CISでは、製造技術部門における技術文書から、営業部門の提案資料、製品カタログ、人事・総務部門の規定書類、情報システム部門のヘルプデスクでの問い合わせ対応記録、マニュアル、Q＆Aなどを検索対象にでき、企業内の幅広い部門での活用が見込まれるとしている。

　利用料金（税別）は、スタート初期費用が90万円、月額費用は18万5000円（取り扱い文書数5万文書まで）から。CISでは、今後1年間で50社への導入を目指す。