ニュース

Veeam Software、Microsoft 365向けバックアップソリューションの最新版「Veeam Backup for Microsoft 365 v6」

 Veeam Softwareは9日、Microsoft 365向けのバックアップ/リカバリーソリューション「Veeam Backup for Microsoft 365 v6」の一般提供を開始した。

 Veeam Backup for Microsoft 365は、Microsoft 365のデータについて、オンプレミス、ハイパースケールクラウド、サービスプロバイダーなど、さまざまな場所への安全なバックアップを実現するソリューション。

 新バージョンのv6では、Microsoft 365向けのセルフサービスリストアポータルを導入し、IT管理者が一元化された場所から、メール、ファイルなどのリストアを安全に委任できるようになった。ユーザーによる誤削除のような単純なインシデントの際には、IT管理者のサポートやバックアップサーバーに直接アクセスする必要なく、ユーザーが独自にリストアを実行したり、リストアオペレーターの部門に委任することができるようになるため、管理セキュリティを維持しながら作業時間を節約できる。

 また、低コストのオブジェクトストレージへのニーズに対応するため、Amazon S3 Glacier、Glacier Deep ArchiveおよびAzure Archiveに互換性のあるバックアップコピーを追加し、柔軟な保存期間のオプションを持つ低コストの長期オブジェクトストレージ上にセカンダリコピーの作成を可能にした。このクラウドオブジェクトストレージ統合の強化は、以前のリリースで既に含まれていた、AWS S3、Azure Blob、IBM Cloud、Wasabiおよびその他のS3互換プロバイダーに加えて行われる。

Veeam Backup for Microsoft 365 v6