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コニカミノルタ、「Workplace Hub Smart」対応アプリに定型業務の改善ソリューション「RWR」を追加

 コニカミノルタジャパン株式会社は2日、ケー・イー・エルテクニカルサービス株式会社の定型業務の改善ソリューション「RWR(Routine Work Reformer)」を、複合機一体型デバイス「Workplace Hub Smart」上で稼働するアプリケーションとして提供を開始すると発表した。

 Workplace Hub Smartは、複合機の機能とサーバー機能を備えるWindowsベースの複合機一体型デバイス。Workplace Hub Smart上で稼働するアプリケーションとして、勤怠管理や会議室予約、文書の仕分け保存など、業務改善・効率化を支援する各種アプリケーションを提供している。

Workplace Hub Smart

 今回、定型業務改善ソリューション「RWR(Routine Work Reformer)」の「手書き書類データ化ソリューション」と「帳票ペーパーレス化ソリューション」(スキャナ保存対応)を、Workplace Hub Smartの対応アプリケーションとして追加した。

 Workplace Hub Smartを活用することで、スキャンやFAX受信した書類を、サーバーに搭載されたRWR(Routine Work Reformer)にシームレスに連携し、手書き書類や紙文書のデジタル化から電子保存までの業務の効率化を単一のプラットフォーム上で実現する。また、システムの運用サポートとして、サーバー運用からRWR(Routine Work Reformer)の保守までをリモートで提供し、IT管理者の業務負担を軽減する。

 RWR(Routine Work Reformer)は、デジタル文書の自動仕分け、OCRソフトを使ったアナログデータのデジタル化、RPAによる業務自動化、電子帳票システムへの自動連係、専用デバイスを使った手書き帳票のデジタル化を組み合わせて利用できる、定型業務向けの改善ソリューション。

 手書き書類データ化ソリューションでは、外出先や現場などで必須となる手書き書類を専用ボードの上に紙を置いて記入することで、記入内容を自動的にデータ化し、基幹システムへ入力する作業までを自動化する。大きな業務フローの変更なく、今までの紙帳票をそのまま使用できるため、手軽に業務のデジタル化を行える。

 帳票ペーパーレス化ソリューション(スキャナ保存対応電子帳票システム)では、業務文書や基幹システムから出力される帳票のデジタル化と、デジタル化されたコンテンツのライフサイクル(作成、保管・管理、出力、活用)に合わせた一元管理により、情報の利活用を促進し業務効率の向上を実現する。また、クラウドサービスを利用することで、テレワークなどオフィスから離れた場所でも帳票の閲覧・検索が可能で、改正電子帳簿保存法の一つであるスキャナ保存に関わるシステム要件(タイムスタンプ付与)にも対応する。

手書き書類データ化ソリューション
帳票ペーパーレス化ソリューション(スキャナ保存対応電子帳票システム)