OKI、帳票対応能力を強化した業務用A3モノクロLEDプリンター3機種を発売

　沖電気工業株式会社（以下、OKI）は24日、A3モノクロLEDプリンターの新商品として「COREFIDO B822dn／B842dn／B842dnt」の3機種を発売した。

　新製品は、帳票印刷への対応強化として、トレイごとの印刷位置補正や、用紙サイズぎりぎりまでの印刷範囲拡大、印字位置を最適化するための変倍印刷などに新たに対応。従来機種では対応していなかった220g/㎡の厚紙や幅55mmの幅狭用紙、1321mmの長尺用紙などへの印刷も可能とし、多様な帳票印刷のニーズに対応する。

COREFIDO B842dn

　また、従来機種と比較して本体サイズを43％小型化するとともに、消耗品交換や紙詰まり除去などほとんどのメンテナンス作業が前面から行える「フロントアクセス構造」や、従来はトップカバーを開かないと交換できなかった定着器をダイレクトに着脱可能とする「定着器ダイレクトアクセスシステム」を採用。日常の運用で必要となるメンテナンススペースは、従来機種比49％の削減を実現したとしている。

　印刷速度は、従来機種比で約13％向上させ、ファースト印刷時間は33％高速化。連続印刷時の熱による印刷速度低下を抑制する空冷制御設計により、業務帳票の大量印刷ニーズにも対応する。装置寿命150万ページ（または5年）の高耐久性に加え、5年間無償保証、メンテナンス品5年間無償提供の長期無償サービスに対応する。

　製品の価格（税込）は、連続プリント速度毎分37枚の「B822dn」が14万800円、連続プリント速度毎分45枚で標準トレイ1段の「B842dn」が18万4800円、標準トレイ2段の「B842dnt」が21万7800円。