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SBT、サイバートラスト、Qualcommの3社が協業 スマートシティの推進に向けて5G/IoTソリューションを開発へ

 SBテクノロジー株式会社(以下、SBT)とサイバートラスト株式会社、Qualcomm Technologies(以下、Qualcomm)は19日、スマートシティの推進に向けて、5G/IoTソリューションの開発で協業すると発表した。

 今回3社では、エンドトゥエンドのセキュリティを備えたスマートシティ、スマートキャンパス、スマート教育、スマート工場などのスマートソリューションの展開を図るほか、QualcommのIoT as a Service「Qualcomm IoT Services Suite」の提供を通じて、重要インフラの可用性向上を共同で支援するという。

 提供先としては、スマートソリューションの導入・統合を検討している日本国内の企業・団体の支援から開始し、その後、グローバル展開を目指す企業へ支援を拡大する予定だ。

 また3社では、この協業を通じ、スマートシティの取り組みを加速するプログラム「Qualcomm Smart Cities Accelerator Program」のエコシステムを構成するメンバーと、活用可能なスマートソリューションの開発を予定しており、またこれらスマートソリューションの導入も推進するとのこと。

 なお協業にあたって、サイバートラストは、長期サポートが特徴の組み込み向けOS「EMLinux」と、サイバーセキュリティの国際規格に準拠したIoT機器向けトラストサービス「Secure IoT Platform」などの製品・サービスを提供。IoT機器/サービスのセキュリティと信頼性を向上させ、安心安全なスマートシティの構築と運用の実現を目指すとしている。