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ティエスエスリンク、共有ファイルの情報漏えい対策ソフト「トランセーファー PRO Ver.3.0」を発売

 株式会社ティエスエスリンクは、社内共有ファイルの情報漏えい対策ソフトの新バージョン「トランセーファー PRO Ver.3.0」および、新オプション製品「Active Directory連携オプション(以下、AD連携オプション)」を発売した。

 トランセーファー PROは、社内の共有ファイルを暗号化し、利用時に権限制御することで、不正利用を防止する製品。ファイルに対して、「閲覧」「閲覧印刷」「復号」の3つの権限を、ユーザー・グループ単位で設定して制御でき、管理サーバーで全情報を一元管理できるため、万が一のファイル流出時などにも、管理者側で利用停止やログ追跡を行える。

トランセーファー PRO

 文書管理ポリシーは、ファイルの利用範囲や権限など策定した運用ポリシーを、暗号化セットとして作成できる。この暗号化セットを使ってファイルを暗号化することで、複数のファイルを一元管理できる。

 また、機密性が高い技術情報や顧客情報について、ファイルを開ける端末の限定や、有効期限での制約が可能。特定部署の特定端末だけで利用させたい、ファイルの閲覧期限を限定したいという場合にも、厳格なファイル管理が行える。

 今回、ユーザー・グループ管理を、Active Directory(AD)との連携で可能にする「AD連携オプション」を発売した。ADサーバーのユーザー・グループ情報を、トランセーファー PROに取り込んで同期でき、ユーザー管理作業・認証機能をADサーバー側で一元管理することで、管理者の負担を軽減できる。

 製品の価格(税別)は、基本パッケージが50万円、Active Directory連携オプションが50万円、1ユーザーあたりのライセンスが8000円から。