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SCSK、DevOpsサービス「DevCond.」でSalesforceアプリケーション開発に対応した新版を提供

 SCSK株式会社は24日、開発生産性と品質の向上を支援するDevOpsサービス「DevCond.(デブコンド)」のバージョンアップ版を、2022年1月11日から提供すると発表した。

 DevCond.は、開発生産性と品質向上を支援するクラウド提供型DevOpsサービス。新バージョンでは、Salesforceアプリケーションの開発プロジェクトにDevOps機能を提供し、開発プロセスの高度化を支援する。

DevCond.でのSalesforce開発

 Salesforce DXアプリケーション開発手法へのスムーズな移行をサポートするために、ソースコードリポジトリによるコンフリクト防止とソースコードの一元管理や、CI機能を活用した自動ビルド、テスト、デプロイを提供。同梱されるパイプライン処理のサンプルやサンプルアプリケーションにより、導入スピードアップを実現する。

 また、静的解析や回帰試験の導入によるアプリケーション品質向上のサポートとして、Apexソースコードの静的解析や回帰試験を実施可能な環境を提供する。

 SCSKでは、同社環境における導入効果として、リリース作業の生産性が約30%改善し、CI機能導入による自動化で生産性が向上。また、モジュールのリリース準備にかかる作業時間(変更セット作成)が最短0分まで短縮され、バージョン管理ツールとジョブ管理による自動化で、作業時間を大幅に削減したとしている。

 SCSKでは今後、システム開発における開発生産性と品質を向上するツールとして役立てられるよう、他の機能を有する製品・サービスとの連携を通じ、プロジェクト可視化サービス、運用基盤サービス、コミュニケーション基盤サービスなど、さらなる機能強化を予定するとしている。