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Workato、Biz-Gate「Beegleデータ」との連携により日本企業データの名寄せ・情報付与の自動化を実現

 Workato株式会社は16日、エンタープライズオートメーションプラットフォーム「Workato」と、ネットビジネスサポート株式会社(以下、NBS)が運営する「企業データHubサービス:Biz-Gate」が連携したと発表した。

 この連携により、 SalesforceやMarketoなど、Workatoで連携するSFA、CRM、MAツールに登録された日本企業データの名寄せや、住所、電話番号、業種などの追加情報付与を自動化し、各企業の営業/マーケティング活動を効率化するとしている。

 Biz-Gateは、企業情報から企業名を自動的に判定し、その企業の最新の企業属性データを取り込むAPIサービス。煩雑になったデータを整え、効率よく顧客にアプローチすることを特徴とし、セミナーの申し込みや資料の管理を行う際、申込者の企業名とドメイン名から、住所、電話番号、業種などを自動的に付与できる。

 NBSは、60万社の企業情報と100万の拠点情報数を持っている。今回、Workatoがコネクタとして連携可能になるサービス「Beegleデータ」は、 NBSが提供する営業・マーケティングの現場で使える次世代型の企業Webデータベースで、インターネット上の企業活動データをデータベース化し、AI、RPA技術を活用して最新データに2カ月に一度更新している。

 Workatoでは、今回の連携は、SFA、CRM、MAツールに登録されているデータの会社名が統一されていないことや、企業名の重複が多いという課題が背景にあり、営業部門が管理する見込み客(リード)データの名寄せ、業種分類をクレンジングし、さらに企業情報に法人番号や企業属性情報の付与の希望が増えていると説明。

 SFA、MAツールのデータに外部の企業データをAPI連携して情報を自動付与するためには、API連携の仕組みを開発する必要があったが、Workatoを連携することで、会社名、法人番号、住所、電話番号、代表者名、URL、会社規模、部署名情報、キーマン情報などの項目の自動取り込みを実現できるとしている。