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ヒューマンテクノロジーズのPC認証強化ソリューション「DigitalPersona」、SSO機能などを強化

 株式会社ヒューマンテクノロジーズは15日、Active Directory(AD)を有効活用して多要素認証を実現できるセキュリティソフトウェア「DigitalPersona(デジタルペルソナ) AD/LDS」において、新版「同 Ver. 3.5.0」を提供すると発表した。

 DigitalPersonaは、生体認証や多要素認証によってPCの認証強化を図るセキュリティソリューション。「PCの状態」「ネットワーク環境」「ユーザーの利用状況」によって、適切な認証手段を設定できる点を特徴としており、ドメインコントローラーにインストール可能なDigitalPersona ADと、AD LDSサーバーにインストール可能なDigitalPersona LDSを用意している。

 今回の新版では、シングルサインオン(SSO)機能が拡充されており、SAML/OpenID Connect方式のSSOに対応したことで、SalesforceなどのさまざまなSaaSアプリケーションに対してもSSOが可能になったという。

 また、DigitalPersonaを初めて使うユーザーが、Windowsログオン時にDigitalPersonaの認証情報を登録できるオンボーディング設定に対応。さらに、偽造された指紋データの利用を検知する、HID社製Lumidigm指紋リーダーのPAD機能もサポートした。

 このほか、Type-Aカード(Mifare)のユーザーの識別機能も追加されている。