ニュース

キヤノン、大量・高速出力業務のニーズに対応する小規模オフィス向けレーザープリンター「Satera」シリーズ7機種を発表

 キヤノンは24日、レーザープリンター・レーザー複合機「Satera」シリーズの新製品として、A3カラーレーザープリンターのフラッグシップモデル「Satera LBP961Ci」など計7機種を12月16日に発売すると発表した。価格はオープン。

 新製品は多段給紙や高速印刷を実現し、小規模オフィスのセンターマシンや、多店舗展開の窓口、テレワークなどにおける大量・高速出力業務のニーズに対応する製品。認証・留め置き印刷や、通信の暗号化、デバイス本体の改ざん検知などのセキュリティ強化とともに、クラウドサービスとの連携により、ユーザーの多様な働き方に応じた印刷・電子化業務の生産性向上に貢献する。

 A4カラーレーザー複合機の「LBP961Ci」は、A4片面でカラー・モノクロ毎分60枚の高速プリントに加え、オプションの給紙カセットにより最大7250枚の給紙容量を実現。流通・小売におけるPOPやチラシ、医療・調剤における薬袋や薬剤情報など、さまざまな業務の大量高速印刷の需要に対応する。

LBP961Ci
LBP722Ci

 A4カラーレーザープリンターの「LBP722Ci」は、A4片面で毎分38枚、A5片面では毎分59枚の高速印刷を実現。オプションの給紙カセットを装着することで、最大5種類の用紙をセットでき、プライスカードや薬袋などの出力業務を効率化する。A4カラーレーザー複合機の「MF832Cdw」は、高速両面読み取りに対応したADF(自動原稿送り装置)を搭載し、受け付けなどで使用する紙文書の電子化を促進する。

 A4カラーレーザー複合機「MF656Cdw」は、病院・調剤薬局などの窓口や、テレワークに適したコンパクト設計を実現。本体パネルで定型業務をワンタッチで実行できる「アプリケーションライブラリ」を搭載し、クラウドスキャンやプリントもボタン1つで実行できる。

MF832Cdw
MF656Cdw