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KDDIアイレット、OCIの活用でランサムウェア被害からの早期復旧を支援する3つのサービスを提供
2026年5月15日 08:00
KDDIアイレット株式会社は14日、Oracle Cloud Infrastructure(以下、OCI)を基盤とし、ランサムウェア被害からの早期復旧を支援する3つのサービスを提供すると発表した。
KDDIアイレットは、ランサムウェア被害が拡大し、攻撃者がバックアップデータごと暗号化・削除する手口を多用する一方、多くの企業でマルチクラウド環境下におけるセキュアな接続設計や、「消せないバックアップ」の構築が追いついていないと指摘している。
こうした課題に対応するため、KDDIアイレットはOCIの高度なセキュリティ機能を組み合わせた専門サービス群を体系化し、企業のサイバーレジリエンスの強化を支援する。
提供するサービスのうち「リカバリーデータ構築支援サービス」は、ランサムウェア感染時や災害時に備え、基幹システムのミッションクリティカルなデータを確実に復旧できる環境をOCI上に構築する。Oracle Database Zero Data Loss Autonomous Recovery ServiceとOracle Object Storageを組み合わせ、「攻撃者でも削除できないバックアップ」と「秒単位の精度での復旧」を実現する。
「OCIリアルタイムデータバックアップサービス」は、Oracle GoldenGateを活用し、オンプレミスや他クラウドのデータベースをリアルタイムでOCI上に同期する。定期バックアップとは異なり常に最新状態を保持することで、データ消失リスクを最小限に抑える。
「OCIマルチクラウド閉域接続サービス」は、OCI FastConnectによる専用線接続を活用し、インターネットを経由しないセキュアなマルチクラウド環境を実現する。これにより、金融・医療・官公庁などセキュリティ要件が厳しい業種でも、安心して複数クラウドを活用できる。
各サービスの料金は個別見積もり。