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キヤノン、毎分43枚の高速出力と毎分70ページの高速両面スキャンを実現したA4モノクロレーザー複合機「Satera MF521dw」を発売

Satera MF521dw

 キヤノンは、複合機「Satera」シリーズの新製品として、ビジネス向けA4モノクロレーザー複合機「Satera MF521dw」を4月26日に発売する。キヤノンオンラインショップでの販売予定価格は8万9800円(税別)。

 Satera MF521dw、コピー、プリント、ファクス、スキャンの4つの機能を備えたA4モノクロレーザー複合機。プリント速度はA4片面で毎分43枚、スキャン速度は新たに両面同時読み取りADF(自動原稿送り装置)を搭載したことにより、Sateraシリーズ最速となる毎分70ページ(300dpi)の高速両面スキャンを実現した。

 また、本体のスリープモードからの復帰時間は4秒以下で、従来機種(Satera MF511dw)と比べて約50%短縮。給紙容量は従来機種と比べて1060枚増となる最大2660枚の給紙を実現し、サイズ(A4/A5/A6 など)や種類、色の異なる用紙を各カセットから給紙できる多段給紙により、複数の用紙を扱う医療機関や調剤薬局などでの業務の効率化に貢献するとしている。

 機能面では、よく使う機能をホーム画面からボタン1つで実行できるアプリケーションを新たに搭載。使用頻度の高い文書フォーマットをあらかじめ登録しておくことで、必要なときに簡単に出力できるほか、決められたフォルダにワンタッチでスキャン送信することが可能。各アプリケーションの設定や画面表示は、用途に応じてカスタマイズもできる。

 ネットワークは有線LAN(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T)に加えて無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)にも標準で対応。「Canon PRINT Business」に加え、AirPrintやGoogle Cloud Print、Mopriaなどのモバイルプリントに対応し、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器からプリンタードライバーなしで印刷できる。

 法人向けのメンテナンスサービス「Remote Service for Satera」にも対応。また、クラウドサービスとの連携や認証、プリント管理・レポーティングを実現する新機能「uniFLOW Online Express」も提供を予定する(対応時期未定)。