ニュース
キンドリル、AIエージェントを活用したITサービス管理の導入を支援する「エージェンティック・サービス・マネジメント」を発表
2026年5月15日 14:51
米Kyndryl(以下、キンドリル)は現地時間4月2日、成熟度モデル、構造化されたアセスメント、実装ブループリントを組み合わせ、企業が従来のサービス運用から自律的でインテリジェントなワークフローへ本格的に移行することを支援する「エージェンティック・サービス・マネジメント」を発表した。
エージェンティック・サービス・マネジメントは、AIネイティブ環境に向けた新しい業界標準およびガバナンスフレームワークとの整合性を評価することで、顧客がセキュリティと信頼性を設計原則としたエージェンティックなITサービスマネジメントを導入することを支援する。
Kyndryl Consultを通じて提供されるエージェンティック・サービス・マネジメントの成熟度アセスメントは、組織の現状を評価し、サービスマネジメント、AIガバナンス、セキュリティ、運用といった領域におけるギャップを特定し、優先順位付けを行う。このアセスメントにより、顧客は既存のポリシー、統制、ワークフローを関連する標準およびフレームワークと照らし合わせて評価し、ISO 42001に準拠したエージェンティック運用への準備状況を把握できる。
さらに、キンドリルは各顧客の状況に合わせたギャップ分析と段階的なロードマップを提供し、ガードレールと人による監督を担保しながら、クラウドネイティブおよびAIネイティブ環境全体にわたり、自律的な機能を支援し、顧客が責任ある形でエージェンティックITサービスマネジメントを導入できるよう支援する。
また、単体サービスとして提供されるキンドリル エージェンティックAI デジタルトラストは、エージェンティック・サービス・マネジメントを補完し、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境全体にわたって、企業がエージェンティックAIを適切に統制し、リスクを低減させながら本格展開できるよう支援する。キンドリル エージェンティックAI デジタルトラストは、特にデータ保護、コンプライアンス、データ分類が重要となる規制の厳しい業界において、AIエージェントの動作を管理するためのセキュリティファーストのフレームワークを提供する。
キンドリルは、エージェンティック・サービス・マネジメントを社内にも適用し、顧客へのITサービス提供のモダナイゼーションを推進している。これらの機能の一部は、Kyndryl Bridgeを通じてすでに顧客にも提供されており、運用インテリジェンスを高度化するとともに、ミッションクリティカルなシステムにおける監督や意思決定を担う人材の能力を支援している。キンドリルのエージェンティックAI機能は、既存の自動化基盤上に構築されており、現在、8000以上の認定プレイブックを通じて、月間約2億件の自動化処理を実行しているという。