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2要素認証でPCセキュリティを強化するシーイーシーの「SmartSESAME PCログオン」、顔認証機能を搭載

 株式会社シーイーシーは28日、2要素認証PCセキュリティシステム「SmartSESAME PCログオン」(以下、PCログオン)に顔認証機能を追加したと発表した。

 「PCログオン」は、2要素認証に対応したPCセキュリティシステム。顔や指紋・静脈などの生体認証、ICカード認証などに対応しており、容易に多要素認証を導入できるという。また、Active Directory版、スタンドアローン版も用意されており、マイナンバー関連業務を行うためのセキュアな共有PCが必要な場合にも、低コストで多要素認証を導入できるとしている。

 今回はこの「PCログオン」に、本人認識率99.73%の認識精度を持つ顔認証エンジンを搭載。コロナ禍によって衛生面への配慮が必要とされる中で、非接触での認証が可能な顔認証機能を利用可能にした。顔認証のレベルは3段階で設定できる。

 また、マスク着用時も98.5%の認識率を維持できるほか、顔認証の前段階で画像処理するAIテクノロジーの採用により、マスクの着用有無、不適切着用(鼻マスク、口出し)などの検出を高精度で認識できるとのこと。

 加えて、顔認証にはPC内蔵のWebカメラおよび外付けのWebカメラが利用でき、認証専用の機材を用意する必要がないため、低コストで顔認証を導入可能な典もメリット。加えて、勤怠システムと連携し、ログオン・ログオフ履歴を就業時間のログとして利用できるとしている。

「PCログオン」顔認証の特長