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SBTのクラウド設定自動化ツール「Provisioning Flow」、Boxとの連携に対応

Boxにおけるフォルダ作成やアクセス権設定などを自動化

 SBテクノロジー株式会社(SBT)は25日、クラウドソリューションブランド「clouXion(クラウジョン)」で提供されているクラウド設定自動化ツール 「Provisioning Flow」を機能拡充し、クラウドストレージ「Box」と連携開始すると発表した。

 Provisioning Flowは、クラウドサービスの大量の利用申請や外部利用を許可するために、内部承認などのフローを自動化し、承認から設定の流れや、承認後のActive Directory、クラウドサービスの設定を高速化するソリューション。

 今回のBox連携では、フォルダ作成やアクセス権(コラボレータ:フォルダまたはファイルの利用者として招待されたユーザー)設定などの作業を自動化可能になる。これにより、新入社員の入社に伴う大量の申請、プロジェクト立ち上げ時の至急の申請などに、IT管理者が手作業を行うことなく迅速に対応できるため、IT管理者の負荷軽減と業務効率化を実現するという。

 さらに、ワークフローシステムで行われた申請・承認・申請管理などがそのまま設定に反映されるので、作業ミスによる誤った権限付与などを防ぎ、セキュリティリスクを軽減するとした。

 価格(税別)は、初期費用が16万円、月額費用が1ユーザーあたり130円。別途、Boxのライセンス契約と利用料が必要になる。