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ソフトバンク・テクノロジー、clouXionに業務効率化サービス「Provisioning Flow」を追加

クラウドサービスのID管理やクラウド設定をワークフローを介して自動処理

 ソフトバンク・テクノロジー株式会社は25日、クラウドソリューションブランド「clouXion(クラウジョン)」シリーズの新たなラインアップとして、クラウドサービスにおけるユーザーのID管理やクラウド設定をワークフローを介して自動処理を行う「Provisioning Flow」を11月に追加すると発表した。

 Provisioning Flowは、クラウドサービスの大量の利用申請や外部利用を許可するための、内部承認などのフローを自動化し、承認から設定の流れや承認後のActive Directoryやクラウドサービスの設定を高速化するソリューション。

 処理の自動化によって、各設定作業における管理者の作業負担を軽減するだけでなく、人的ミスや処理漏れがなくなり、設定ミスを防止するなど、ガバナンスの取れた運用管理を行うことが可能となる。さらに、自動化による処理の高速化が実現され、申請を行ったユーザー側の待ち時間を短縮でき、プロジェクトやチーム単位でフレキシブルな情報共有が必要となる場合にも、スムーズな対応が可能になるとしている。

 サービスは、Office 365(Azure Active Directory)へのID管理および、Microsoft Azureへの環境プロビジョニング機能から提供をし、2018年度内にMicrosoft TeamsやExchange OnlineといったOffice 365へのサービス対応を行う。

 ソフトバンク・テクノロジーでは、自社内でMicrosoft Teamsの利用を推進してきたが、情報システム部門やチーム管理者側にとって、ID管理や各種リソース・権限の割り当てにかかる管理者の作業負担などが課題として浮かび上がってきていると説明。今後、サービスで自動化できる機能を継続的に増やし、クラウドサービス管理者にとって、より手軽にクラウドを活用いただける機能を順次追加提供していくとしている。

 また、ソフトバンク・テクノロジーでは、日本マイクロソフトが11月5日~7日に開催する「Tech Summit 2018」において、サービスの展示およびブレイクアウトセッションでの講演や、Azure活用のハンズオンセッションを行う。