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SBT、Teamsを社内業務の基盤として利用するソリューション「clouXion for Microsoft Teams」
情報利活用と運用自動化によるDX推進を支援
2021年10月20日 13:14
SBテクノロジー株式会社(以下、SBT)は20日、クラウドソリューションブランド「clouXion(クラウジョン)」において、企業のDX推進を支援するパッケージプラン「clouXion for Microsoft Teams」を提供すると発表した。
clouXion for Microsoft Teamsは、情報共有促進や社内申請業務の電子化、チャットボットによるヘルプデスク対応といった機能などをMicrosoft Teams上にアプリ化し、課題別のプランとして提供するもの。Microsoft Teamsに社内の情報を集約し、情報の利活用を実現する「情報利活用パック」、設定や管理を自動化し管理者の運用負荷軽減を実現する「運用自動化パック」、その両方を合わせた「DX推進パック」をラインアップする。
このうち情報利活用パックでは、社内の情報共有を促進する「ポータル機能」、部門内の申請業務の自動化と効率化が可能な「ワークフロー機能」、社外との電子契約が可能な「電子契約機能」、社内の問い合わせ業務の自動化が可能な「チャットボット機能」を集約して提供する。なお電子契約機能を利用するには、別途、弁護士ドットコムのクラウド型電子契約サービス「クラウドサイン」を契約する必要がある。
また運用自動化パックは、Microsoft Teamsの設定・管理を自動化し、管理者の運用負荷を削減することを目的としており、Microsoft Teamsのチームの自動設定や管理を実現する「チーム管理機能」、Microsoft 365のライセンス付与自動化を実現する「ライセンス管理機能」、Microsoft Teamsのストレージの自動設定や管理を実現する「ストレージ管理機能」と、社内の問い合わせ業務の自動化が可能な「チャットボット機能」を備えている。
これらのパックにより、ポータルやワークフロー、チャットボットなどがMicrosoft Teams上でアプリ化されると、Microsoft Teamsに情報が集約され、1カ所で情報の伝達・共有・保管が可能になる点が大きなメリット。例えばポータルサイトとワークフローの組み合わせでは、記事の承認申請から新着記事の通知、閲覧までをMicrosoft Teams上で完結できるという。また、情報を探す手間や承認申請の見落としが削減されることで、業務効率化を実現するとした。
加えて今回より、料金プランをユーザー課金型にリニューアルしており、必要な分だけ低価格から利用可能となるため、中小規模での導入もしやすくなるとのこと。1ユーザーあたりの価格は、情報利活用パックが月額700円、運用自動化パックが月額500円、DX推進パックが月額900円。
なお、いずれのパックも開通費用が別途かかるが、clouXion for Microsoft Teamsの提供開始を記念し、SBTでは、10月20日から12月20日までの期間中に同パックを申し込んだ企業を対象に、初期導入時の開通費用が最大40万円無償になるキャンペーンを実施する。300ユーザー以上の申し込みが対象となる。