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NTTデータ先端技術、ServiceNowを活用しITサービスマネジメントの課題解決を図る支援サービスを提供

 NTTデータ先端技術株式会社は8日、ServiceNowを活用し、ITサービスマネジメント領域における課題を解決する「ITサービスマネジメント導入支援サービス」を提供開始すると発表した。

 ServiceNowは、高度な操作性に優れたUI/UX機能を提供し、IT業務生産性の大幅な改善によるITコスト最適化、従業員体験の高度化による働き方変革、顧客エンゲージメント再構築による顧客満足度向上等、大きな貢献をしてきました。

 「ITサービスマネジメント導入支援サービス」は、ServiceNowの持つIT運用管理の強みと、NTTデータ先端技術がこれまで培ってきた統合運用管理ソフトウェア「Hinemos」を代表するIT運用管理に関するノウハウ、またDXに関する知見を組み合わせたサービス。NTTデータおよびNTTデータグループが2019年より推進している、IT運用管理に関するServiceNowの展開にのっとり、企業のITサービスマネジメント導入を支援するという。

 具体的なサービスとしては、システム導入前から保守までの各フェーズに対応するさまざまなラインアップを提供するとのこと。具体的には、以下の5つを用意する。

INTELLILINK 構成情報活用サービス

ServiceNowのDiscovery機能を用いて、複数システムのOS/ミドルウェア/アプリケーション情報を自動的に収集・管理するとともに、アプリケーション/ミドルウェアの脆弱性チェックも行い、収集した構成情報とあわせて可視化する。

INTELLILINK IT資産管理サービス

利用企業が各部署に配布しているPCの登録・棚卸し・除却等の管理作業を、ServiceNow上で提供する。申請ワークフローに加えて、組織別にPC状態を管理する機能も備えているため、煩雑な手続きを簡素化できるとともに、手作業で管理していたPCの所有者や状態を一元的に管理・チェック可能になる。

INTELLILINK ITサービスマネジメント保守サービス

ServiceNow利用に際する問い合わせ対応や、バージョンアップ等の情報提供を中心とした保守サービスを提供する。オプションとして、「バージョンアップ支援サービス」や「テスト自動化支援サービス」も用意されている。

ServiceNow Secured over VPN(提供:NTTコミュニケーションズ)

ServiceNowと利用企業のICT環境をVPNにより閉域接続し、セキュアな通信環境を提供するソリューションで、利用状況に応じて、VPN接続区間の帯域幅を柔軟に選択できる。なお、NTTデータ先端技術が導入を支援する。

R-Cloud Proxy for ServiceNow(提供:両備システムズ)

NTTデータ先端技術が、ServiceNow導入、およびLGWANからServiceNowのクラウド型プラットフォーム「Now Platform」をセキュアにつなげるクラウドアクセスサービス(LGWAN-ASP)の導入インテグレーションやサポートを提供する。

 またNTTデータ先端技術は、「ITサービスマネジメント導入支援サービス」の提供において、NTTデータグループとして導入支援体制を強化する。具体的には、ITサービスマネジメント導入における、IT運用領域のDX投資最適化支援等の企画・構想策定、およびITILに準拠したIT運用管理導入支援体制の強化を支援するとした。

 あわせて、NTTデータとのServiceNow構築支援等で培った導入実績・ノウハウに基づき、利用企業への「NTTデータServiceNowモジュールセット(IT運用自動化/IT運用無人化のアプリケーションパッケージ群)」導入支援体制も強化するとのこと。