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ALSOK、AI機能を備えた監視カメラで人物検知を行う「ALSOK AIカメラシステム」

侵入禁止エリアへの侵入やフェンスの乗り越えなどを検知

 綜合警備保障株式会社(以下、ALSOK)は30日、監視カメラにAIを搭載し、高精度に人物検知を行う「ALSOK AIカメラシステム」を販売開始すると発表した。なお、米Umbo CV(以下、Umbo)のサービスを活用しており、同社の国内販売代理店である三井物産エアロスペース株式会社と連携して提供する。

 「ALSOK AIカメラシステム」は、事前に200億枚以上の人物画像を学習したAIにより、外乱光や植栽のある環境や夜間の暗い環境においても、高精度に人物を検知することが可能。例えば、侵入禁止エリアへの侵入やフェンスの乗り越え等について、人物のみを検知し、リアルタイムにPCやスマートフォンに通知できるという。ライブ映像や録画映像、アラート時スナップショット映像は、インターネットに接続されたPCやタブレットおよびスマートフォンより確認が可能だ。

 また、屋内の明るい環境において、検知エリア内に存在する人物を15分ごとに自動でカウントし、統計データとしてまとめる機能も備えている。

 なお、録画映像やアラート画像はクラウド上のストレージに3日~3年の期間で保存可能なため、別途、保存用機器は必要ないとのこと。

 ALSOKは、監視カメラの新規設置や機器更新を検討している顧客や、警備員および管理者が常駐している施設等の警備強化対策として、「ALSOK AIカメラシステム」を提案していく考えだ。