コムテックスの現場効率化支援ツールがLINE WORKSと連携、現場と営業担当とのコミュニケーションを支援

　コムテックス株式会社とワークスモバイルジャパン株式会社（以下、ワークスモバイル）は、コムテックスの住宅業界向けの現場業務効率化支援ツール「Kizuku（キズク）」と、ワークスモバイルのビジネスチャット「LINE WORKS」が、11月末に連携すると発表した。

　Kizukuは、大手ハウスメーカーや住宅会社などで採用されている施工管理アプリ。現場監督や職人間で進捗情報や工程の共有、施工報告書の作成などの機能により、現場における生産性向上を実現しているという。

　一方のLINE WORKSは、多くの業界においてコミュニケーションの円滑化を支援してきたビジネスチャット。住宅業界においても、LINEとの外部トーク連携機能を用いて営業担当者が施主のLINEとつながることにより、日程調整や進捗報告などの用途で利用されているとのこと。

　今回の連携では、LINE WORKSのトークルームから、Kizukuの公式アカウントチャットボットを通して、Kizukuへメッセージや写真、動画などを送れるようになるほか、Kizuku側に作成された対象担当者とのトークルームから、LINE WORKSへのメッセージや写真、動画などの送付が可能になる。

　これにより、両アプリの切り替えなしに情報共有が可能となるため、LINE WORKSを利用している顧客や営業担当者と、Kizukuを利用している施工現場との間で迅速な情報共有が実現され、建設現場・営業現場間のコミュニケーションをさらに効率化可能になるとした。

　なお両社では、今後、現場図書や工程ごとの写真共有などの連携を強化し、施主の満足度向上や現場サイドのミス低減のために、建設現場サイドと営業サイドの情報を、よりシームレスにつなげる取り組みを進めていくとしている。