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バッファローとセゾン情報が提携、NASに格納されたデータの利活用促進を図る

法人向けNAS「TeraStation」とIoTデータ連携基盤「HULFT IoT」を活用

 株式会社バッファローと株式会社セゾン情報システムズは15日、データ利活用を促すために、NASに保存されているあらゆるデータをつなぐプラットフォームの共同開発に取り組むことを発表した。

 この共同ソリューションでは、バッファローの法人向けNAS「TeraStation TS6000シリーズ」に、セゾン情報システムズのIoTデータ連携ソリューション「HULFT IoT」を組み合わせ、中小企業~大企業までのさまざまな市場をターゲットとする、新たなビジネスモデルを提案する。

 このソリューションを利用すると、インターネット環境が不安定でも、「HULFT IoT」でつなぐことにより、コストを重視しながらも確実な送信確認、および送達エラー時の再送信の自動化を実現するという。また、データの暗号化によってセキュリティの確保を図るとした。

 利用法としては、例えば、PCやデバイスから収集したログなどのデータをNASであるTS6000シリーズへ集約し、HULFT IoTがデータを暗号化することで、インターネット経由でもセキュアに送信が可能となるほか、データの圧縮、解凍、再送信の自動化を行えるとのこと。

 両社では、このソリューションにより、情報システム担当者の不足やITスキルの課題を簡単な設定でカバーし、事業継続性の確保とBCPの確立を支援するとアピールしている。