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SB C&S、DevOpsを支援する「JFrog Platform」の取り扱いを開始

 SB C&S株式会社は8日、JFrog Japan株式会社(以下、JFrog)が提供する、DevOpsを実現するための製品群の取り扱いを開始したと発表した。

 SB C&Sでは、組織のDevOpsを支援するサービスとして、ソースコードを管理するGit関連の製品などを提供しており、今回、ソースコードの次の状態である「バイナリ」「アーティファクト」の管理に適したツールとして、JFrog製品の取り扱いを開始する。

 JFrogの製品は、「JFrog Platform」と呼ばれる、DevOps実現のための総合的なプラットフォームで、バイナリ・リポジトリマネージャーである製品により、ソフトウェアで必要となるアーティファクトやパッケージ(Java/Docker/Python/C++/Ruby/Go など)の保存・管理を実現し、開発者の業務をサポートする。

 SB C&S が取り扱う主な製品のうち、「JFrog Artifactory」は、JFrog Platformの中心となる製品で、DevOpsのフローを通るパッケージ群にとって信頼できる唯一の情報源として機能する。「JFrog Xray」は、コンテナやアーティファクトの脆弱性、ライセンス違反に対する品質保証など、多方面からのマルチレイヤ分析を可能にする。

 「JFrog Pipelines」は、チームが迅速にソフトウェアの更新をリリースできるよう、全てのチームやツールに至るまで、DevOpsプロセスを自動化しする。また、CI/CDやインフラなどを包含し、コードから本番環境までの全てを自動化する。

 「JFrog Mission Control」は、ArtifactoryとXrayのサービスを鳥瞰(ちょうかん)するダッシュボードで、世界中のサイトにインストールされている全てのサービスを管理下に置くことができる。「JFrog Distribution」は、本番環境用のアーティファクトをパッケージ化し、世界中いたるところへのソフトウェア配布を統合する。