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エクイニクス、企業のデータ主権管理を実現する「Fabric Geo Zones」をグローバル展開
2026年5月18日 08:30
米Equinix(以下、エクイニクス)は現地時間14日、「Equinix Fabric Geo Zones(以下、Fabric Geo Zones)」のグローバル展開を発表した。
Fabric Geo Zonesは、相互接続された複数のクラウドやプロバイダー間で機能する、ネットワークレベルでの主権確保レイヤー。データを指定された地理的境界内にとどめることで、国境を越えてデータが意図せず移動してしまうリスクを排除する。
エクイニクスは、ほとんどのネットワークでは地理的または規制上の境界よりも可用性やパフォーマンスが優先されるため、データがどこを経由しているのかについて、顧客が十分な可視性や制御を持てない場合があると説明している。Fabric Geo Zonesは、経路変更が発生しても、データが指定された管轄区域内にとどまることを保証するため、規制の厳しい業界で事業を展開する組織にとって極めて重要だとしている。
Fabric Geo Zonesは、単一のクラウド内で構築されたソリューションや、ソフトウェアオーバーレイとして提供されるソリューションとは異なり、ネットワークレイヤーで主権を強制する。相互接続ファブリックそのものに直接組み込まれているため、単一のクラウドやソフトウェアオーバーレイプロバイダーでは実現が難しいレベルの制御を提供する。
Fabric Geo Zonesは、世界77都市圏に展開するソフトウェア定義ネットワークであるEquinix Fabric上に構築されており、グローバル規模で顧客主導のデータ主権管理を可能にする。高度なコンプライアンスと制御性を実現することから、Geo Zonesはプレミアムティアとして、Unlimited Local ConnectionsおよびUnlimited Port Plusパッケージに含まれ、標準的な仮想回線に対してプレミアム価格で提供される。
Fabric Geo Zonesは現在、プレビュー版がオーストラリア、ブラジル、カナダ、日本、スイス、英国、米国を含むエクイニクスのグローバル拠点全体で利用できる。欧州連合では6月に利用可能になる予定。