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無線LAN機器の監視・監視をSaaS型で―― フルノシステムズの統合管理サービス「UNIFASクラウド」

 株式会社フルノシステムズは6日、クラウド上で無線LAN管理を実現するSaaS無線ネットワーク管理システム「UNIFAS(ユニファス)クラウド」を11月より提供開始すると発表した。価格はオープン。

 UNIFASクラウドは、企業や学校、病院など利用企業の各拠点に管理対象機器を設置するだけで、既存ネットワークに大きな変更を加えることなく、無線LANの運用監視を実現するSaaS型無線LAN管理システム。フルノシステムの無線LAN管理ソフトウェア「UNIFAS」を利用しており、同社製の無線LANアクセスポイントやPoEスイッチといった「ACERA(アセラ)シリーズ」を複数拠点にまたがって設置している場合でも、ひとつのダッシュボードから簡単に一元管理できるという。

 SaaS型のため導入も簡単で、現在、「ACERA 1000シリーズ」のアクセスポイントを利用している企業は、簡単な設定のみですぐに利用開始できるとした。なお、Webベースのサポート受付(24時間365日)や平日日中帯の電話サポートに加え、無線LANのトラブル発生時はリモート診断などによって迅速な解決を支援するとのこと。

 また、ライセンス価格はアクセスポイント1台からでも利用しやすい体系になっているので、アクセスポイントの運用台数が少ない場合でも、本格的な管理機能を利用可能としている。