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クロス・ヘッド、既存のサイボウズOfficeをクラウド版へ移行する「クラウド乗り換えパック」

 クロス・ヘッド株式会社は26日、サイボウズ株式会社の中小規模向けグループウェア「サイボウズOffice」に関して、パッケージ版からクラウド版への乗り換えを支援する「サイボウズOfficeクラウド乗り換えパック」を提供開始すると発表した。

 サイボウズOfficeは中小規模において広く利用されているグループウェアだが、パッケージ版については、基本ライセンスや複数年継続サービスライセンス、バージョンアップライセンスは2021年9月末をもって販売終了となり、ほかのライセンスについても2026年から2027年にかけて販売終了およびサポート終了を迎えることがサイボウズからすでに発表されている。

 そこで今回、クロス・ヘッドでは、サイボウズOfficeをパッケージ版で利用している企業が、パッケージ版の販売終了またはサポート終了後もクラウド版での継続利用を行えるよう、クラウド版への乗り換えを支援する「サイボウズOfficeクラウド乗り換えパック」を提供開始するという。

 同パックでは、クラウド版への乗り換え作業をクロス・ヘッドが代行することで、乗り換えによって生じる担当者の負荷を軽減するとともに、より効率的で信頼性の高い乗り換えを実現するとのこと。なお、乗り換え対象データの上限容量は10GBとなっており、対象データ容量が10GBを超える場合は別途対応が必要になるとしている。

 なお、「サイボウズOfficeクラウド乗り換えパック」はクラウド版のライセンスと「クラウド移行実行サービス」で構成される。「クラウド移行実行サービス」の価格は14万円(税別)。クラウド版の価格は、スタンダードコースの場合、1ユーザーあたり月額500円(税別)から、または年額5880円(税別)から。