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オカムラが遠隔コミュニケーションサービス「tonari」導入、ワークプレイスでの新たな働き方を研究

 株式会社オカムラは16日、tonari株式会社の遠隔コミュニケーションサービス「tonari(トナリ)」を導入し、7月27日から運用を開始したと発表した。なお、オカムラへの「tonari」導入は3社目になるという。

 「tonari」は、大きなスクリーンに映し出された等身大の相手とリアルタイムでつながれるコミュニケーションサービス。遠隔地のオフィス同士をつなぎ、まるで隣にいるかのような臨場感を持ったコミュニケーションを可能にするという。

 オカムラでは、1980年より働き方や働く空間に関する研究機関を設け、調査・研究を続けてきたが、働く場の分散化や多様な働き方に対する研究の一環として「tonari」を実験的に導入し、社内の業務コミュニケーションに利用するとのこと。

 具体的には、「tonari」をヘッドクォーターオフィス(東京・赤坂)とCO-RiZラボ(東京・京橋)に設置。同じ部署に所属し、2カ所に分かれた拠点で働くワーカーを主な対象とし、朝会、勉強会、1on1などを「tonari」を通して行うことにより、遠隔で働くワーカー同士のフォーマル・インフォーマルなコミュニケーションの機会を増やし、コミュニケーションの活性化とチーム力の向上を目指す。また実証実験を通して、「tonari」のさまざまな使い方のアイデアを模索するとしている。