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ISID、Microsoft Teams利用企業向けの従業員コラボレーションアプリ「ENGAGE TAG」β版

“認め合う文化”の醸成により組織エンゲージメントの向上を支援

 株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は3日、Microsoft Teams利用企業向けに、組織エンゲージメント向上を目的とした従業員コラボレーションアプリ「ENGAGE TAG」のβ版を提供開始すると発表した。β版は12月末までの提供を予定しており、1カ月の無償トライアル申し込みが可能となっている。また製品版は、2022年春のリリースを予定するとのこと。

 「ENGAGE TAG」は、組織内における“認め合う文化”や“心理的安全性”に着目した従業員コラボレーションアプリ。チャット機能をはじめとするMicrosoft Teamsの各機能とシームレスにつながることで、事業活動で生まれる日々のコミュニケーション情報を蓄積・分析し、多彩な従業員コラボレーションを支援するという。

 ユーザープロフィール作成時には、一般的な所属部署やビジネススキルだけでなく、趣味・特技や興味・関心など、さまざまな情報を柔軟にタグ化して登録する仕組みを備え、よりリッチなプロフィール情報の保有が可能。目的に応じた従業員検索を細かい精度で行える。

 ISIDでは、テレワークなど働き方の変化が進む中、以前であればオフィス等で立ち話、雑談する中で知り得た「人となり」や「知見」をタグとして可視化する仕組みにより、オンラインコミュニケーションの課題となっている、初対面の人との関係構築に対して、敷居を下げられると説明している。

 加えて、発生した新しいコラボレーションの結果を“いいね”や“推薦文”という形で相互に付与する機能も備えており、“認め合う文化”の醸成を行っていくとした。

タグ付け機能イメージ
タグによる検索機能

 また、Microsoft Teams上におけるユーザーのコミュニケーションなどの活動データを自動で集積し、従業員同士の人材ネットワークを可視化する機能も備えた。従業員検索を実行する際も、検索対象の社員が持つコミュニティを直感的に把握できるようにしている。

 このほか、ENGAGE TAG上でのコミュニケーションデータは個別に数値化・グラフ化され、組織の管理者が専用Web画面から、従業員のスキルや活動状況、組織の状態を数値で把握できる機能も搭載した。

ネットワーク可視化のイメージ
グラフのイメージ