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Sansan、帝国データバンクのデータベースから企業情報の検索・閲覧が可能に

 Sansan株式会社は27日、株式会社帝国データバンク(以下、TDB)との連携を強化したと発表した。これにより、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」上で名刺情報がない企業についても、TDBのデータベースから企業情報の検索・閲覧が可能になる。

 SansanとTDBは、2016年の包括提携契約の締結以降、企業間の取引・人脈ネットワークの分析をテーマとした共同研究を2019年より開始するなど、連携を進めてきた。今回、ビジネスインフラを目指す成長戦略の一環として、Sansanのビジネスプラットフォームとしての機能を向上させるため、TDBとの連携強化に至ったとしている。

 連携による機能アップデートにより、TDBが保有する企業情報を、接点の有無に関わらずSansan上で閲覧できるようになる会社リサーチ画面では、地域や業種などで絞り込むことで、ターゲットとなる国内企業との接点の有無を確認できる。

 また、Sansanが独自に集約している情報と、TDB企業コードや商号、所在地(番地は除く)など、TDBが保有する企業情報を組み合わせ、接点のない国内企業についても迅速に基本情報の収集が可能になる。

会社リサーチ画面イメージ(ブラウザー版)