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富士通、Microsoft365の利活用を促進し生産性向上を支援するサービス「CMPコンサル」

 富士通株式会社は19日、Microsoft 365やBoxなどを同社の推奨環境設定にて短期で提供し、継続的なコミュニケーション環境の改善と定着化・利活用をご支援するサービス「デジタルグローバルコミュニケーションサービス」において、Microsoft365の利活用を促進し、生産性向上を支援するサービス「CMP(Change Management Program)コンサル」を、同日より提供開始する。

 SharePointやMicrosoft Teamsなど、多くの製品から構成されているMicrosoft 365の導入メリットを出すためには、各サービスの使いこなしが必要となる。今回提供開始する「CMPコンサル」では、富士通での実践を踏まえ、20項目のカテゴリから構成されるベストプラクティスに基づいて実現方式とコンセプトを整理するほか、利用企業の働き方がMicrosoft365を導入することでどのように変化するのか、ペルソナ型と課題解決型いずれかのパターンで描き出すという。

 サービスでは、利用企業の状況を把握し、目指すべきゴールと戦略を策定するとのことで、各企業の現状や特性を認識して数値指標(KPI)を設定。指標の達成をターゲットとして定め、毎月のフォローアップにつなげていくとした。

 具体的には、約2カ月の初期サービス(CMPコンサル)、3カ月のフォローアップ、その後の月次作業という流れで進行する。初期サービスでは、利活用GPS(Goal、Plan、Situation)設定、展開方針と計画の策定、社内定着化体制の策定、ゴールの絵姿策定(ユースケースデザイン)、KPI/ROI等の達成指標策定、戦略(展開・教育)の検討などを提供するとのこと。

 その後も、計画策定だけではなく、モニタリング(利用状況の報告、教育や展開、ユースケース見直し)を実施することで継続的にフォローアップを行い、企業における働き方改革の最適な環境づくりに貢献すると説明している。