ニュース

NECネクサソリューションズ、磁気カードをデジタル化するショッピングセンター向けスマホアプリを提供

 NECネクサソリューションズ株式会社は12日、ショッピングセンター向け売上管理サービス「SC-SaaS」と、株式会社DearOneの公式アプリ開発サービス「ModuleApps」を連携させ、「SC-SaaSスマホアプリ連携オプション」としてショッピングセンター向けスマホアプリを提供すると発表した。

 SC-SaaSは、ショッピングセンターを運営している商業デベロッパー向けのクラウド型売上管理サービス。ショッピングセンター運営に必要な機能を提供する標準サービスとさまざまなオプションを組み合わせることで、施設に合ったシステムを構築できるという。

 今回提供する「SC-SaaSスマホアプリ連携オプション」では、従来は物理的に発行していた会員カードをアプリによりデジタル化でき、ショッピングセンター業務の効率化を支援するとのこと。具体的には、スマホアプリから手続きされた入会者情報が自動でシステムに連携されるようになるため、手入力の手間を削減するとともに、入力ミスの防止を実現する。

 また、従来利用されてきた磁気ポイントカードでは、入会時の申請や残高照会など、ショッピングセンターの営業時間に現地施設でしか対応できなかったが、スマホアプリの利用により、場所と時間を選ばず、入会手続きやポイント残高の照会が可能になるとしている。

 なお、SC-SaaS、ModuleAppsともにNECネクサソリューションズがサービスとサポートを一括提供するとしており、ModuleAppsに標準搭載されている施設情報(フロアガイドやイベント情報など)やクーポン配信の機能も利用可能。集客効果や利用客のCS向上が図れるとした。