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CTC、顧客DBを用いたデジタルマーケティング活動を支援するソリューション

商品やサービスに対する顧客の興味を分析し、金融商品の需要予測などに活用可能

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は30日、顧客データベースを活用したデジタルマーケティング活動を支援する「CTC Autonomous Marketing with Google Cloud ソリューション」を提供すると発表した。

 CTC Autonomous Marketing with Google Cloud ソリューションは、企業が持つさまざまなデータを統合・分析し、その企業の顧客ニーズに応じたアプローチを支援するもの。年代や性別、職種などの属性データと、電子取引の購買履歴やSNSの情報から蓄積した行動データを集約し、商品やサービスに対する顧客の興味や関心の個々の度合いを分析することで、各金融商品の需要の予測に役立てられるという。

 提案を含めた顧客へのアプローチについても、AIや動画配信などのIT技術を活用した非対面型の接客サービスまで、幅広い支援サービスを行えるとのこと。

 なおマーケティング情報のデータの分析には、国内の製造業や流通業などで導入実績があり、簡易な操作で高速データ処理が実現できるGoogle Cloudのクラウドサービスを利用する。

 CTCでは、金融業を中心に3年間で20社の受注を目指すとのことだ。