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シネックスジャパン、日本IBMとSMB向けクラウドビジネスで協業を強化

「IBM Cloud」をシネックスジャパンの「CLOUDSolv」から従量課金制で販売

 シネックスジャパン株式会社は29日、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)と、SMB向けクラウドビジネスにおける協業を強化し、シネックスジャパンのチャネルパートナー向けの、クラウドソリューションにフォーカスしたポータルサイト「CLOUDSolv」から、日本IBMのパブリッククラウドサービス「IBM Cloud」を提供すると発表した。

 シネックスジャパンでは、企業にとってクラウドの拡張性と柔軟性が必要とされる一方、日本のSMBでは人材不足からITの活用や生産性向上が課題として挙げられることが多く、クラウドに加え、AI/アナリティクス、ハイブリッドクラウドなどのテクノロジー導入も視野に入れる企業が増加しているのが実情だと説明。

 こうした状況を踏まえ、以前から販売パートナー経由でSMBへの提案・導入支援実績を持つシネックスジャパンが、クラウドソリューションのマーケットプレイスCLOUDSolvから、IBM Cloudを法人向けにサブスクリプション型サービスとして提供するとしている。

 これにより、シネックスジャパンの販売パートナーは、顧客である中小企業の組織・業務形態の変化に応じて、IBM Cloudを毎月の利用ボリューム増減に合わせて提供できるようになる。また、納品、支払いもメールにより非接触、非対面で行えるため、顧客およびチャネルパートナー社内も含めて、安心かつ安全に利用できるとしている。

 サブスクリプションサービスとしては、月次の最低利用料金は5万2500円(税別)から、利用期間は最低6カ月から提供する予定。詳細については要問い合わせ。