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大塚商会、多品種・小ロット生産の中小製造業を支援する生産管理クラウドサービス

 株式会社大塚商会は28日、製造業向け生産管理クラウド「生産革新Wun-jin(雲神:ウンジン) SMILE V Air」を7月19日より提供開始すると発表した。株式会社OSKが開発した生産管理システム「生産革新Wun-jin SMILE V」を、大塚商会が管理・運用しているクラウド環境から提供する。

 「生産革新Wun-jin SMILE V Air」は、多品種・小ロット生産で、加工を中心とする中小規模の製造業に向けたクラウド型の業務システム。クラウドサービスのためサーバーの導入・設定などが必要ないほか、繰り返し使用しない品目のマスター登録は不要となっており、すぐに運用を開始できるという。

 「大げさな生産管理は必要ない」という企業からの声に応え、売掛・買掛などの販売管理をベースに、工程管理や製造指図書などの生産管理が行える、製販一体型のシンプルなオールインワンパッケージとして提供。工程進捗や負荷を確認しながら、納期回答や製造指図書・注文書の発行、売掛・請求、買掛・支払の一元管理などを行えるので、“モノづくり”における社内での円滑な情報共有を実現し、生産性向上と競争力強化につなげられるとしている。

 運用についても、生産管理システムのノウハウを持った専任技術スタッフによるオンライン指導やサポートによって、安心して行えるとのこと。

 価格は、5IDで月額3万5000円(税別)から。別途、指導料が必要となる。