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丸紅情報システムズ、セキュリティ機器を常時監視運用するマネージドサービスを提供

 丸紅情報システムズ株式会社(以下、MSYS)は3日、エンタープライズ向けマネージドセキュリティサービス「MSOC SecurityProtection」を提供開始すると発表した。セキュリティイベントの監視、ネットワークオペレーション、障害対応等の機能を連携して提供する。

 MSOC SecurityProtectionは、UTMやIDS/IPSといったセキュリティ製品の導入・構築、セキュリティ対策の運用・監視をワンストップで提供するマネージドセキュリティサービス。セキュリティ監視運用センター(SOC)において、セキュリティ対策の分析担当者(アナリスト)が24時間体制でログの詳細な分析を行い、セキュリティアラート検出時は、指定された担当者にメール・電話にて直ちに連絡するという。

 さらに、アナリストが危険度の高いセキュリティイベントだと判断した場合は、即時に担当者に電話連絡し、推奨する対策を提案するのみならず、ファイアウォールのACLやIPSのシグネチャに関する設定変更をSOCが実施することで、迅速な対応を可能にするとのこと。

 また、その月に実施した対応内容や機器の稼働状況等をまとめ、月次報告書として提供するので、社内レポートの作成などの手間を省けるとした。

 なおセキュリティ機器は、グローバルで実績のある各メーカーの製品に対応するとしている(対象機器は要問い合わせ)。

 MSYSでは、対象機器の拡充を行うとともに、セキュリティ対策を重視する企業向けにMSOC SecurityProtectionを提供し、3年後に1億円の売上を目指す。