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NTTテクノクロス、音声自動応答ソリューション「VoiceMall」にAPI連携オプション「Voice AI Proxy」を追加

 NTTテクノクロス株式会社は1日、音声自動応答(IVR)ソリューション「VoiceMall」(オンプレミス型)の新オプションとして、各社のクラウド型音声系サービスのAPIを共通化し、シームレスな連携を実現する「Voice AI Proxy」の販売を開始した。

 VoiceMallは、高機能・高品質なIVRに、音声認識・音声合成などのメディア処理技術を組み合わせて、顧客の電話応対業務の効率化や業務支援に貢献するソリューション。

 新たに追加したVoice AI Proxyは、クラウド型音声系サービスの各社で異なるAPIをタイプ(音声認識、音声合成、自然言語処理、音声感情解析)ごとに共通化した。これにより、システム連携時に必要だったサービス単位の個別カスタマイズが不要となり、サービスの導入時や切り替え時の作業が必要なくなる。

 NTTテクノクロスの音声認識ソフトウェア「SpeechRec」や、音声合成ソリューション「FutureVoice」に加え、GoogleのSpeech-to-TextやDialogflow、IBMのWatson Speech to Text、Watson Assistantなど、13サービスとシームレスに連携でき、目的や用途に応じた組み合わせが可能となる。連携サービスについて今後、順次を拡張予定する。

 また、サブオプションとして、比較検討や精度確認に便利な「音声認識比較ツール」の追加が可能。音声認識サービスについて、リプレイス検討に便利な比較や現行サービスの精度確認が行える。

 Voice AI Proxyの価格は、提供形態やシステム構成により異なり、詳細は要問い合わせ。