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NTTテクノクロス、音声合成ソリューション「FutureVoice Crayon」にクロスリンガル音声合成技術を搭載

話者の声質を損なわずに多言語の音声合成を実現

 NTTテクノクロス株式会社は20日、音声合成ソリューション「FutureVoice Crayon」において、話者の声質を損なわずに多言語の音声合成を実現する「クロスリンガル音声合成技術」を搭載したと発表した。同社によれば、同技術の商用提供は国内初になるという。価格は個別見積もり。

 FutureVoice Crayonは、欲しい“声”を手軽に導入できる音声合成サービス。従来の音声合成エンジンのような画一的で機械的な音声ではなく、バリエーション豊かで自然な音声を実現しているという。

 今回の機能強化では、NTT人間情報研究所が長年蓄積した膨大な音声データとDNN音声合成のノウハウを活用し、一言語の音声から日本語、英語、標準中国語、韓国語の合成音声の生成できるようになった。これにより、キャラクターなどの特定の声質を損なうことなく、吹き替えを多言語で展開するといった、さまざまなシーンでの活用が図れるとしている。また、声の特徴を示す情報の抽出精度を向上させたことで、話者の声質の再現性も向上したとのこと。

 NTTテクノクロスでは、この技術を搭載したことで、翻訳技術との連携による、プレゼンターの声での同時通訳のプレゼンテーションや、自身の声の合成音声による多言語での音声コミュニケーション、好きな声優の多言語の合成音声による外国語学習、といった用途に利用できるとしている。

「FutureVoice Crayon」でクロスリンガル音声合成技術を活用した例