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システムサポート、建築業向け一元管理システム「建て役者」のEDIオプションを提供

建て役者ユーザーと取引先との受発注・請求・支払い業務を電子化可能に

 株式会社システムサポート(以下、STS)は17日、建築業向け一元管理システム「建て役者」において、オプション機能「電子受発注(EDI)オプション」を5月24日より提供開始すると発表した。

 建て役者は、建築業界特化型の一元管理機能を提供するクラウドサービス。引き合いからアフターフォローまで、顧客情報を中心として、新築・リフォームに必要な工事情報を一元管理することができる。

 新たに提供するEDIオプションは、工務店やハウスメーカーといった建て役者のユーザーと取引先との間で行っている、受発注・請求・支払いに関するやり取りをクラウド(建て役者)上で行えるようにするオプション機能。建て役者ユーザーは取引先に対して、建て役者からEDIオプション専用のアカウントを発行することで、その取引先との電子取引を行えるという。

 取引先は、発行されたアカウントから建て役者のEDIオプション専用ページへログインし、自身のアカウントを発行した建て役者ユーザーに対して、建て役者ユーザーと同様にやり取りを行えるとのこと。

 EDIオプションを利用することにより、こうして建て役者ユーザーと取引先との受発注・請求・支払い業務に関するやり取りがシステム化され、クラウド上で完結可能になる点がメリット。取引内容はデータ化され、建て役者を通じて送り合えるので、アナログで行っていた必要書類の作成・郵送・保管といった負荷が削減できるとした。

 なお、EDIオプションの価格(税込)は、初期費用が11万円、月額費用が2万2000円から。建て役者のベーシックプラン以上で利用できる。