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キヤノンMJ、無線LAN対応のA4ネットワークモデルスキャナー「imageFORMULA DR-S130」を発売

電子帳簿保存法モードに対応予定

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下、キヤノンMJ)は27日、キヤノン電子株式会社製のドキュメントスキャナー「imageFORMULA」シリーズの新製品として、無線LANに対応したA4ネットワークモデル「DR-S130」を発売した。

 DR-S130は、無線LANに対応し、PCを使わずにファイル送信が可能なimageFORMULAシリーズのA4ネットワークモデル。上位モデル「DR-S150」の基本機能や操作性、耐久性を継承しつつ、小人数での共有も想定した構成となる。

imageFORMULA DR-S130

 無線LANとUSBの2種類の接続に対応し、設置場所を限定せずスキャナーの共有・活用が可能。専用アプリケーションと連携することで、本体のみでスキャンの実行からデータの送信までを行える「PCレスでプッシュスキャン」、スマートフォンやタブレットからスキャンを行える「スマートデバイスでスキャン」、スキャナーを共有できる「複数PCでスキャナーを共有」を実現する。

 本体には4.3インチの大画面カラーLCDタッチパネルを搭載し、見やすいカラー表示と簡単操作を実現。直感的な操作が可能なため、作業者が迷わず操作でき、導入時の教育などにかかる管理者の負荷を軽減する。

 また、電子帳簿保存法の改正により、2022年1月1日からスキャナー保存制度の要件が緩和されることに対応し、「電子帳簿保存法モード」を、同梱のスキャニングソフトウェア「CaptureOnTouch Pro」の「お気に入り」設定に用意。このモードを使用することで、解像度など電子帳簿保存法で求められる画質要件に対応することが可能になる。「電子帳簿保存法モード」は2021年6月上旬リリース予定で、キヤノンMJのサイトからダウンロードして利用できる。

 imageFORMULA DR-S130の価格は8万5000円(税別)。