ファーストライディングテクノロジー、Webアプリケーションの脆弱性診断サービスを提供

　沖縄電力のグループ企業であるファーストライディングテクノロジー株式会社（以下、FRT）は26日、Webアプリケーションの脆弱性診断サービスを販売開始したと発表した。

　今回提供するWebアプリケーションの脆弱性診断サービスは、OWASP TOP10に対応した検査ツールを利用して企業のWebアプリケーションを検査し、潜在する脆弱性の検出・診断を行うもの。非破壊型の疑似攻撃を行い、その攻撃に対するシステムのレスポンスによって、Webアプリケーションに潜む脆弱性の有無を診断し、診断結果を報告書として提出するが、診断途中であっても、危険度の高い脆弱性を検出した場合は、診断期間の終了を待たずに即日の速報レポートを提供する。

　なお、サービスで利用するツールについては、Webアプリケーションの一般的な脆弱性はもちろん、最新のセキュリティトレンドや脆弱性動向、ユーザーからのフィードバックを取り入れながら、定期的にシグネチャを追加・更新しているとのこと。

　また診断後には、FRTの技術者による報告会や、セキュリティリスクに対する対処方法の説明といったアフターサポートを提供。報告書を提出した後も、30日間は無償で利用企業からの質問に答えるとしている。