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ファーストライディングテクノロジーとラック、沖縄県におけるサイバーセキュリティで協業

データセンターでの共同利用型セキュリティ監視サービス「FSOC」を提供

 ファーストライディングテクノロジー株式会社(以下、FRT)と株式会社ラックは29日、サイバーセキュリティ分野で協業し、FRTが提供するインターネットデータセンターの利用企業をサイバー攻撃から守るため、ラックが提供する共同利用型セキュリティ監視サービスを活用した「FSOC」を2月に開始すると発表した。

 FRTは、沖縄県で最大規模のデータセンター「FRTiDC」を運営し、事業継続計画(BCP)や災害対策の観点から、県内のほか県外の企業にもサービスを提供している。

 FRTとラックは、沖縄県でのサイバーセキュリティ分野で協業。FRTiDCに対して、ラックの共同利用型セキュリティ監視サービスを活用したFSOCを提供する。FRTiDCを利用する企業は、専門の技術者を配置する必要がなく、低コストで、高度なセキュリティ対策が施されたデータセンターを利用できる。

 また、沖縄県の産業活性化に向けたIT活用のため、県内でITサービスを提供するFRTと、セキュリティサービスを提供するラックが協業し、セキュリティ運用監視サービスをはじめ、セキュリティ診断や人材育成プログラムなどのサイバーセキュリティ対策を支援する。