ニュース

ウイングアーク1st、クラウド型高速集計サービス「Dr.Sum Cloud」のエントリー向けライセンスを新設

ETLツール「Dr.Sum Connect」のクラウド版も新たに提供

 ウイングアーク1st株式会社は、BIプラットフォーム「Dr.Sum」のクラウド版である「Dr.Sum Cloud」において、もっとも下位の「Entryライセンス」を5月13日より提供開始すると発表した。

 Dr.Sumは、企業内に蓄積されたさまざまなデータを高速に集計・分析できるデータベースエンジン。そのクラウド版であるDr.Sum Cloudは、データを可視化するインターフェイスとしてクラウド型BIダッシュボード「MotionBoard Cloud」を活用することにより、クラウド環境での高速な集計・分析業務を実現するという。

 今回はそのDr.Sum Cloudの新ライセンスとして、従来の下位ライセンス「Smallライセンス」よりも小さな環境を対象としたEntryライセンスを追加した。中堅企業での将来の拡張運用を想定したスモールスタートや、部門単位で迅速かつ簡易的に導入したい場合などに向くという。

 価格(税別)は、月額費用が15万円、初期費用が50万円。ベース環境は2コア8GB、HDD容量が100GBで、1テーブルあたりのデータ件数上限が250万件までに制限される。

 また今回は、ETLツール「Dr.Sum Connect」のクラウド版「Dr.Sum Connect Cloud」を提供開始することも発表された。これを利用すると、Dr.Sum Cloudと社内の多様なデータソースの統合や、データ更新の自動化が可能になるとのこと。

 価格(税別)は、月額費用が10万円から、初期費用が20万円(Dr.Sum Cloudと同時契約の場合は無償)。