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富士ソフト、CSIRTの構築・運用を支援するサービスを提供

 富士ソフト株式会社は2日、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)の構築や運用を支援するサービスとして、「CSIRT構築支援サービス」および「CSIRT運用支援サービス」を提供開始したと発表した。価格は個別見積もり。

 新サービスは、企業におけるセキュリティ事故を未然に防ぎ、万一事故が発生した時には最適な対策を実施するためのCSIRTの構築、運用支援を実施するもの。

 まずCSIRT構築を支援するサービスとして、富士ソフトのセキュリティエンジニアが企業環境の調査・分析を行い、最適なセキュリティインシデント対策チームの構築を行う「CSIRT構築支援サービス」を提供する。このサービスを利用すると、最短3カ月でCSIRTの運用を開始できるとのこと。

 一方の「CSIRT運用支援サービス」は、「CSIRT構築支援サービス」で構築されたCSIRTの効率的な運用、さらなる施策提案、教育を支援するサービス。発生したインシデントの分析、解決に向けた計画立案など、インシデント事後対応サービスを提供する「基本プラン」、各種文書・既存システムの分析や、分析をもとにした改善提案など、セキュリティエンジニアによる運用支援を提供する「拡張プラン」を用意した。

 さらに、インシデントマネージャーによる教育を行う「教育支援プラン」、基本プランに加えて、インシデント発生抑制を目的とするSOCサービス、およびセキュリティ関連情報を提供する「インシデントマネージドサービスプラン(IMS)」もラインアップされている。